この度「コミュニケーションアートむすびめくんプロジェクト於歌舞伎町」というアートイベントを平成22年9月29日から10月3日までの6日間、新宿歌舞伎町シネシティー広場で開催することとなりました。
一般の人を何かしらの形で表現者として参加させることを一貫した作品制作コンセプトとしている笠尾敦司氏の新しいプロジェクトがむすびめくんプロジェクトです。思い出横丁街並み絵巻プロジェクトでは、一般の方に透明水彩で表現してもらうという作品でしたが、今回は皆様が作った顔の表情で絵巻へ参加して頂く作品となっております。
今、日本を立て直すために必要なのは、日本人のクリエイティビティーを開花させることであり、本アートプロジェクトはクリエイティブを育てるという点から見ても大切ではないかと思います。
10月2日の夜には、その場にいる皆さんの顔からVJ素材を作り、その素材を使って「組曲むすびめくん」と題された参加型ビジュアルパフォーマンスを行います。ビジュアルとともに演奏される音楽の作曲とピアノ演奏は松浦美佳氏、ギターはヒルマ弘氏と、とっても素敵な顔触れでお届けできることになり、今からわくわくしております。
また、歌舞伎町ならではの人たち(誰かはご想像に任せます)の顔と歌舞伎町の「もの」とをつなげてつくった付喪神や、NTTdocomo携帯で展開されているみんなのドコモ研究室・ケイタイアートコミュニケーションの付喪神変換(2010/08/31まで)で生まれた付喪神たちに集合してもらい制作された、巨大な布製のむすびめくん物語絵巻も展示します。
さらに、来場者に見つけてもらった歌舞伎町らしい「もの」とその人の顔を合わせて歌舞伎町の付喪神を作り出し、さらにそれをTシャツにして展示したりと、とにかく楽しめるアートイベントにしていきたいと思っておりますので、是非、足をお運びいただけるよう、よろしくお願いいたします。
むすびめくんプロジェクト実行委員会委員長中島幸恵